設備紹介
バリ取り機 成型品用
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設備名絞りや曲げなど成型加工したものを最終的に切り揃えることが多いため、その際に発生するバリを取るための成型品用のバリ取り機です。専用のバリ取り機を用い、ブラシや砥石を用いて成型加工の開口部の周囲や穴周りのバリを研磨し、処理を容易にします。集塵装置も備え、研磨粉の飛散を防ぎ作業環境の安全性を確保します。専用バリ取り機の導入により、人手作業に伴う安全リスクや品質のばらつきを軽減できるほか、生産効率や再現性も大幅に向上します。
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加工方法成型品の開口部のバリは、絞りや曲げ加工後のふち切り工程などで必ず発生します。製品開口部のバリ取り及びエッジ処理は重要な後処理工程です。バリを放置すると、組立不良や摺動部でのかじり、密封性の低下、さらには製品の安全性や外観品質の低下を招きます。鋭利なバリは作業者やユーザーのけがの原因にもなり得ますし、電子部品ではショートやリークなど深刻なトラブルの要因にもなります。バリ取りは単なる仕上げではなく、製品の信頼性・機能性・安全性を保証する上で欠かせない工程です。