インパクトプレス　縦型

縦型の大型インパクトプレス（冷間鍛造プレス）です。弊社では大小さまざまなインパクトプレス（冷間鍛造プレス）があります。インパクト加工では、大きな加圧力が必要となります。製品になる底面積が大きければ大きいほど、製品の長さが深ければ深いほど、大型でストロークの長い大型インパクトプレス（冷間鍛造プレス）が必要になります。大型インパクト加工機は、比較的大型の素材や深い絞りを伴う形状、さらに高い成形荷重を必要とするワークに対応するために設計された冷間インパクト成形装置です。小型のインパクト加工機と比較して、フレームの剛性や加圧能力が大幅に向上しており、大径・長尺・厚肉素材に対しても瞬間的に十分な成形エネルギーを供給できることが特長です。
また、高剛性フレームと精密なガイド機構を搭載し、偏心荷重や大きな成形荷重の条件下でもフレームの変形を抑え、優れた寸法精度を維持可能です。

アルミインパクト加工とは、アルミニウム素材に対して瞬間的に大きな衝撃エネルギー（インパクト）を加えることにより、冷間状態で一気に大きな塑性変形を与えて成形する加工方法です。一般にはインパクト押出しとも呼ばれ、薄肉で深さのある形状を一工程で成形できるのが特徴です。アルミでのインパクト加工におけるメリットのひとつに
アルミでのインパクト加工におけるメリットのひとつに
【省エネルギー・省資源性】があげられます。
アルミインパクト加工は冷間鍛造加工です。加熱を必要としない冷間成形なので、加熱炉や中間焼鈍などの工程のエネルギーを削減でき、二酸化炭素排出量の低減に貢献します。またアルミの材料ロスが少ないため、環境負荷の小さいサステナブルな成形法として評価されています。